お金の借り方

新規創業、銀行から資金を調達する方法

脱サラおじさん

脱サラして会社を作ったけどどうすれば、銀行からお金を借りられるのかな?

今回は、会社を新規創業した場合に銀行から資金調達する方法についてお話ししたいと思います。

この記事はこんな人にオススメ★

・会社を創業して銀行から資金調達をしたい人

・銀行から資金を借り入れて会社をさらに大きくしたい人

・会社経営者、個人事業主の人

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新規創業した場合に銀行は何をみているのか?

会社を新規創業で起こした場合において、銀行がお金を貸す判断として1番大切にしていることは「最終的にお金を返せる人(会社なのかどうか?」です。

では、「最終的にお金を返せる人」とはどんな人なのでしょうか?

それは、貸したお金以上に「お金」を持っている人です。

脱サラおじさん

おいおい、借りたお金以上にお金を持っているって、そんな人ほとんどいないでしょう!

と、そりゃそうなりますよね。そもそも、手元にお金があるならば、銀行借入に頼る必要はありません。

しかしながら、新規創業の会社にお金を貸す場合になると、その会社、創業者がどのくらいの「資産」を保有しているのか?は非常に重要なことになってきます。

なぜなら、新規創業した会社が上手くいくなんてことは、誰にも分からないからです。

銀行は、債務者に融資をする際、「これでもかっ」という位、債務者のことを調べ尽くし、貸したお金は絶対に返ってくる。と説明がつくまで融資することはありません。

会社を新規創業する上で、一度自身の持つ「お金」「不動産」「有価証券」などの資産について改めて確認することは非常に重要になるでしょう。

資産がない場合はどうすれば良いのか?

 

脱サラおじさん

お金とか不動産がある人にお金を貸しやすいのは分かったけど、そんなもの持ってないよ〜

と大半の方は、これが普通だと思います。

そんな時にお金を調達する手段として活用したいのが「信用保証協会」の保証制度を利用することです。

信用保証協会とは…?

「信用保証協会」とは、中小企業や小規模事業者の金融円滑化のため、昭和28年に設立された公的機関です。 保証協会の機能を簡単に言うと、融資にあたり事業主の信用を肩代わりしてくれるというものです。

創業者(小規模自業者、中小企業など)、信用保証協会、金融機関の関係性は、以下の表を見ると分かりやすいと思います↓

信用保証協会の補償付融資を受ける手順としては、以下のとおりです。

①地域の信用保証協会、または融資を受けようと考えている金融機関へ保証申込みをする。

②事業内容、計画、個人の資産背景などから保証の諾否が決定される。

③保証審査承認後、金融機関から融資を受ける。

④金融機関へ、借入金の返済を行う。

⑤返済が滞る場合や、借入金が返済出来なくなった場合などは、信用保証協会が金融機関へ、事業者などの代わりに借入金の弁済を行う。

⑥事業者は、代位弁済された借入金を信用保証協会へ返済する。

脱サラおじさん

⑤、⑥にならないように頑張らないとね!

 銀行から見ると、信用保証協会の保証がつくことにより、債務者が最悪お金を返せなくなってしまっても保証協会が立替えてくれることになるため、貸したお金をとりっぱぐれることがなくなります

じーけん

保証協会は、審査が通り保証金を払えば誰に対しても保証人になってくれる、新規創業者の味方になってくれる頼もしい存在です!

ただし、信用保証協会との、面談による事業説明や債務者保証人の信用調査資産調査などある協会独自の審査を受けることになります。

また、保証協会を利用するのには、所定の「信用保証料」を、支払う必要があるため、融資を受けるにあたり一定のコストを支払うことも念頭におかなければなりません。

銀行には何から相談したら良いのか?

脱サラおじさん

銀行に融資の相談をする場合どんなことから相談すれば良いのかね?

新規事業開始後、または会社設立後、銀行に対してお金を借りる場合、最低限以下の物は準備しましょう!

銀行に対する提出書類

○経歴書

○事業計画書

○自己資金、保有資産確認資料

じーけん

順を追って銀行に対してどのよう書いたら効果的か説明します。

経歴書

経歴書は、簡単に言うとバイトの面接に行くときの履歴書のイメージで書くと良いでしょう

自分の職歴、技術、許認可など具体的に記載して下さい。

保有資格、法人であれば法人で取得している資格なども記載し、資格証明のコピーなども合わせて提出した方が良いです。

また法人を設立した経緯、なぜこの法人を設立したのか、法人の目的等も記載しましょう。

銀行は、預金者から集めた預金を債務者に利息を付けて貸出ていますので、1円たりとも貸し倒れる訳にはいきません。

そのためには、「ただお金が返せそうだから貸す」ではなく、
なぜその人がお金を借りる必要があるのか?
その人がどのような経緯でお金を必要としているのか?

というお金を貸す動機付けが非常に重要になってくるのです。

事業計画書の書き方

次は事業計画書の作り方についてです。

新規創業事業の場合、ゼロから会社を起こす訳ですから、決算書も無ければ試算表も無い状況です。

銀行からしてみれば、借りたお金をどのように運用して、どのように返済するのかという点が全く分からない状態です。

銀行融資というものは、基本的には、「決算書」や「試算表」などの過去のデータを元にお金を返せるか返せないかの判断を行っています。

そのため、新規創業により過去のデータがない顧客の場合は「事業計画書」=「未来のデータ」の良し悪しが、銀行の与信判断に大きくに関わってくるのです。

事業計画書の書き方について、重要なポイントをまとめてみました。

事業計画書の作成ポイント

○今回借りる資金の使い道について

○キャッシュフローの説明について

それぞれ詳しく説明していきます。

今回借りる資金の使い道

①運転資金であれば、諸経費支払い資金として使うのか、材料費などの資材購入資金として使うかなど具体的に記載する。

②設備資金であれば、設備の概要が分かる資料、その設備を導入した際の費用対効果など分かりやすく記載する。

お金を借りるとき、ただ何となくでは借りることは出来ません。

お金を借りる「理由」、「使い道」は最低限確りと書きましょう。

じーけん

事業を行う上で、必要な運転資金(材料費、経費など)の計算、設備であれば設備導入による「設備投資効果」など分かり易く作成しましょう。

キャッシュフロー(CF)の説明について

脱サラおじさん

そもそも、キャッシュフロー(CF)ってなんですかね?

銀行の考える「キャッシュフロー(CF)」の意味について説明します。

キャッシュフローとは?

キャッシュフロー(以下CF)とは、事業におけるお金の流れです。 お金が入ってくることをキャッシュ・イン・フローと呼び、お金が出ていくことをキャッシュ・アウト・フローと呼びます。 この2つをまとめたのがキャッシュフローで、お金の流れを把握するために欠かせないものです

要は、これから行う事業で借入金を返済するための「返済原資」がどのくらいある(またはどの位出る)のか?ということです。

事業を行う上でCFの説明はかかせません。なぜなら、借入金の返済原資は、CFの多可に掛かっているからです。

当然CFは多ければ多い程良いと考えられますが、新規創業の場合妥当な(リアルな)CFの説明が求められるでしょう。

じーけん

CFについてh、実現可能性の乏しい計画ではなく、創業する同業者の業態傾向などをよく調査し、妥当な計画を立てましょう。

自己資金、保有資産確認資料の準備

銀行として、お金を貸す貸さないの最終的な判断材料はやはり、「お金が返ってくること」に限ります。

新規創業の場合は、過去のデータも未来のデータも無い先にお金を貸し出す訳ですから、最終的な判断は、資産(お金、不動産)などがあるかないか?

という部分になってしまいがちです。(非常に残念なことですが…)

金融機関に借入れを申込む際は、保有金融資産(預貯金、証券など)、保有資産(不動産)などの保有資産の明細を用意すると良いでしょう。

銀行からしてみれば、自己資金の用意があることによって、債務者の仕事に対する「覚悟」や「本気度」を見ることが出来るからです。

事業によってどの程度の自己資金を用意すれば良いのかは、千差万別ですが、どんな事業でも最低1割程度は自己資金を用意しましょう。

まとめ

今回は、新規創業をテーマに資金調達する方法などを簡単に書かせて頂きました。

一言に資金調達と言っても資金の使途によっても用意する書類が異なること、調達する方法も千差万別です。

次回以降の記事では、運転資金、設備資金など、資金毎の調達方法について深掘りして作成していきたいと思います。

脱サラおじさん

とりあえず、新規創業した場合は、上記の書類を用意して

保証協会付の保証を得てお金を借りるのが正解みたいだね。

じーけん

そうですね!

まずは、お近くの金融機関に相談するのが手っ取り早いと思いますよ!

ABOUT ME
じーけん
現役銀行員として働く30代一児の父。 「お金の借り方」、「お金の増やし方」、「ライフハック」に関する情報をわかりやすく丁寧に解説します。