お金の増やし方

保険商品活用術

利回りが気になるお母さん

銀行で定期預金を預けているんだけど、利回りが悪すぎる、何とかならないの?

今回は、銀行にお金を預けるなら少しでも良い利息を貰いたい!という人向けのお話です。

この記事はこんな人にオススメ★

・銀行の預金金利に不満を持っている人

・ある程度の余裕資金がある人、または毎月5千円〜5万円くらいなら積立での貯金ができる人

・少しだけリスクを負える人(ほんの少しだけです)

将来に向けて、少しでも安定した資産形成を目指すのであれば、ズバリ「保険商品」での運用がオススメです。

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預金での運用はなぜダメなのか?

「保険商品」の活用方法の説明の前に、預貯金での運用は、なぜ意味がないのか?を知る必要があります。

理由として以下のものが考えられます。

・そもそも銀行の預金金利は低すぎる

・円の価値が目減りしている

じーけん

順をおって説明していきます!

そもそも銀行の預金金利は低すぎる

これは、普段銀行に預貯金を預けている人ならなんとなく、お分かりになるかと思います。

以下の表は、日本を代表する3大メガバンクの預金金利(2023/8/20付)になります。表からも分かるように、預金金利水準については、年々下落する一方であり、今後金利が上昇していく見込みはほとんど無いと考えて良いでしょう。

じーけん

普通預金に100万円を1年間預けたとしても10円の利息しかつきません…

昨今は、銀行に預け入れていてもほとんど意味がないのです。

円の価値が目減りしている

利回りが気になるお母さん

確かに普通預金の利息は魅力的じゃないわよね。でも減らないから1番安心できるんじゃないの?

じーけん

お母さんそれだとこの先の人生間違いなくお金が減っていってしまいますよ!

それは、以下の理由からも明らかです。

為替変動による円安の影響

この記事を書いている現在2023年8月現在、日本円は、対米ドルにおいて、1ドル=約145円となっております。

ちなみにちょうど1年前の8月のドル円相場は1ドル=約136円程度でした。

もちろんドル円相場は、経済動向により上下することがありますが、

これは対外貨(米ドル)において、単純計算で1年前に100万円の貯金があった人が○万円まで価値が目減りしてしまったことになります。

利回りが気になるお母さん

でも、外貨に対してでしょ?海外旅行に行ったりしなければ良いんじゃない?

とお考えの人もいるかと思いますが、実際は、為替変動に合わせて、資材の高騰、電気ガスなどのエネルギー価格の高騰など、円安の影響は、全ての人に関わってきます。

海外に行かなければ影響を受けない訳ではないのです。

保険商品のリスクについて

利回りが気になるお母さん

普通預金とかと比べるとリスクがあるのよね?

将来のために絶対にお金は減らしたくはないわ

という人向けの商品ももちろんございます。

まずは、保険商品のメリット・デメリットについてお話します。

保険商品のデメリット

保険商品を契約する上で、以下のようなデメリットが出てきます。

・保険会社が潰れたとき、一時払いで保険料が戻ってこない可能性がある。

・長期運用を前提とする商品が多い

・円建商品はリターンが少ない

・為替、株式、債権などで運用する商品の場合相応のリスクを伴う商品がある

じーけん

一つずつ解説していきます!

保険会社が潰れたとき

契約した保険会社が潰れた場合、一時払いで支払った保険料が全額戻ってこない可能性があります。

保険会社は、お客様から預かった保険料により会社を運営しています。

会社が潰れるということは、業績の悪化により資金が底をついている場合が想定されますので、当然保険料の支払いが出来ない場合が、多いのです。

ただ、一つ安心して頂きたいのは、日本で営業活動を行っている保険会社は、「生命保険契約者保護機構」というものに加入しております。

 「生命保険契約者保護機構」に加入している保険会社で契約した、保険に関しては、最低限一払い保険料の90%が契約者の方に変換されるという、条項がありますので、お客様が支払った保険料が全く返ってこなくなることはありません。

生命保険契約者保護機構とは…?

生命保険契約者保護機構(以下「保護機構」といいます)は、保険業法に基づいて平成10年(1998年)12月1日に設立・事業開始した法人であり、国内で事業を行う全ての生命保険会社が会員として加入しています。

 保護機構は、生命保険会社の保険契約者のための相互援助制度として、万一、生命保険会社が破綻した場合には、破綻保険会社の保険契約の移転等における資金援助、補償対象保険金の支払に係る資金援助等を行います。

 また、生命保険会社の更生手続においては、更生管財人が作成した更生計画案の決議を行う関係人集会等における議決権行使等、更生手続における保険契約者の一切の手続を代理します。
                 参考”生命保険契約者保護機構”HPより

長期運用を前提とした商品が多い

生命保険には、「一時払い終身保険」「外貨建一時払い終身保険」「養老保険」などさまざまな種類があります。

今回、お話ししているものは、生命保険としての商品性をメインとしたものではなく、あくまで「運用」を前提としたものになります。

保険商品の運用は、一時払い保険料を集めた各保険会社が商品毎に設定されている運用方針に沿って運用を行います。

つまり、運用をする上で内部的にではありますが、ある程度保険会社の運用手数料が掛かっているため、それなりの運用益を出すためには、最低限10年程度は資金を置いておく必要性がございます。

じーけん

一般的な、株や投資信託などの運用商品と比較して、長期間運用できることが大前提になります。保険商品を契約する場合は、これから先10年は使わない余裕資金でやるべきです。

円建商品はリターンが少ない

保険商品は、債権や株式で運用するもの、外貨建で運用するものなど、商品性が多岐にわたります。

その中でも、円建債権ものの保険商品は、支払った保険料を保険会社が円建の債権などで運用することにより、利回りを捻出しています。

株などの運用商品ならまだしも、円建債権での運用商品となると日銀の「マイナス金利政策」が開始された以降は、債権利回りが低下して、ほとんどメリットが無いような商品が多くなりました。

じーけん

マイナス金利政策が始まる前は、円建てでも10年で10%位利回りが付く商品は結構ありました。今はせいぜい2〜3%位つけば結構良い商品かなと思います。

為替、株式運用商品はそれなりのリスクがある

外貨建保険や株式、投信連動型の商品の場合、元本割れのリスクが伴います。

円建と比較すると、為替変動や株式上昇によるメリットを享受出来る可能性も高くなりますが、その代償として、為替が円高になったり、株式相場が下落することによってかえって損失が、出てしまう可能性があります。

利回りが気になるお母さん

リスクが少ないと言われている保険でもそれなりにリスクがあるのね

じーけん

大きなリターンを得るには、それなりのリスクを負う必要もあるということですね。

保険商品のメリット

お次は保険商品のメリットについてお話ししていきたいと思います。

メリットについては以下のような点があげられます。

・円建商品の運用で損失が出ることはほとんどない

・外貨建て保険、変額年金保険などの商品でもリスクを軽減する方法がある

・相続対策、節税などに使える

じーけん

順を追って説明します!

円建商品の運用はリスクが少ない

デメリットでもお話しさせて貰いましたが、一時払終身保険を運用する場合、特に円建運用(債権)の保険商品での運用はリスクが極めて低いです。

円建債権で運用を行なっている保険商品は、契約をした時点で、将来の利回りが概ね決定しており、今後の経済動向に商品のパフォーマンスが邪魔されることはありません!

仮に円建保険で損失が出るとしたら、以下の2パターンくらいになるでしょう。

上記に、損失が出るパターンを2つ記載しましたが、①については、日本で営業活動を行なっている保険会社については、「生命保険契約者保護機構」のおかげで、万が一の場合においても一時払保険料の90%が保証されています。

また、②については、商品により、解約返戻が可能な期間が異なりますが、契約して間も無く解約した場合など、自分で解約するなどかなり限定的な場面に限りますので、ほとんど無いものと考えて良いでしょう。

利回りが気になるお母さん

自分で解約してしまうってどういうことかしら…?

じーけん

例えば、上の図で言う、赤い部分(赤い→)のことです。解約返戻金が一時払い保険料を下回っている時に解約してしまうと、当然損失が出てしまいます。基本的には自分で解約する以外あり得ませんので安心してください!

外貨建て保険、変額年金保険などの商品でもリスクを軽減する方法がある

外貨建て保険(為替連動)、変額年金保険(株式や債権など連動)などの従来は、市場動向によって解約返戻金が値動きするタイプの保険についても契約の仕方によっては、大きくリスクを減らすことも可能です。

その方法は、「ドルコスト平均法」により積立形式で契約を結ぶことです。

ドルコスト平均法とは…?

ドル・コスト平均法とは、価格が変動する商品に対して「常に一定金額を、定期的」に購入する方法です。投資金額を一定にすることで、価格が低いときには購入量(口数)が多く、価格が高いときには購入量(口数)が少なくなり、平均購入単価を抑えることが期待できます。

下の図を参考にするとドルコスト平均法で購入した場合のメリットが理解しやすいかと思います⇩

上の図は、毎月1万円ずつ外貨建て保険の積立をおこなった例です。
為替の変動をあえて極端にしてみましたが、円安の時は口数が多く買え、円高の時は逆に少なめに買うという方法を取ることにより、長期的な目線において、平均値を取ることが可能となり、為替による変動リスクを極限まで減らすことが可能になるのです。

じーけん

ドルコスト平均法は、長期投資の基本です!外貨購入以外でも、投資信託、株式購入、または、金などの現物資産の購入にも応用することが可能です!

相続対策、節税などに使うこともできる

相続税の非課税効果

保険商品は、相続、贈与の対策としても優秀な金融商品です。

生命保険には、相続時に非課税枠があります。保険契約者が亡くなり保険金を相続する場合において

法定相続人の人数×500万円=非課税限度額

まで、非課税扱いとすることが可能です。

つまりは、以下の図のように父、母、子供2人の4人家族の場合(被相続人の親、兄弟はないものとしてます)法定相続人が3人いるため、3人×500万円=1,500万円までは一時払生命保険を契約しておけば、相続資産として課税されないのです。

相続税といえば、昔はお金持ちにだけかかるイメージではありましたが、相続税の基礎控除は、平成27年1月より基礎控除3,600万円+(法定相続人×600万円)と大幅に縮小されており、今や持ち家を持っている一般的なサラリーマンの方でも課税の対象になっているレベル感です。

一時払い終身保険の加入は、簡単に出来る相続税対策として、非常に有用なものになっているのです。

利回りが気になるお母さん

うちは、主人に娘、息子の4人家族だからお父さんが保険を組む場合は、1,500万円までは、保険に入っていれば非課税になるのね!

じーけん

そうですね!もちろん法定相続人の数が増えれば増えるほど、非課税枠の金額は増加していきますよ。

相続時にスムーズにお金を渡すことができる


保険は、相続発生時、保険受取人にスムーズにお金を渡す手段としても、非常に優れた商品です。

契約者に万が一のことがあった場合、商品にもよりますが、最短5日程度で受取人の口座に着金することが可能となっています。

実際に、相続が発生した場合、相続の発生が起こったことを銀行が知った場合、銀行は被相続人の口座を強制的に「支払い禁止」をかける立場にあるため、(強制的に止めなければなりません)銀行口座は相続が完了するまでは、凍結されてしまいます。

保険商品に加入する際、よく「お金に名前をつける」と言うことがありますが、文字通り、相続が発生して残された人が困らないよう、いざとなった時の備えができる、金融商品でもあります。

じーけん

万が一のことはいつ発生するかは誰にも分からないです。お葬式、お墓の準備など、相続発生時は、突発的にお金が発生することが多々あるのです。

利回りが気になるお母さん

確かにお父さんが急に何かあった時に、お金もいろいろかかってくるものね…

まとめ

今回は、保険商品をテーマに金融商品としてのメリット、デメリット、活用方法などを簡単に書かせて頂きました。

一言に保険と言っても運用性が高いもの、保険としての商品性に重きを置いたものなど、千差万別です。

次回以降の記事では、さまざまな保険商品の商品性によりフォーカスした内容を作成していきたいと思います。

利回りが気になるお母さん

一言で保険と言っても、人によってはまる商品、はまらない商品があるのね

じーけん

そうですね、次の記事では、年齢、家族構成、利用目的など人によってどのような商品がはまるか変わってきますので、その点をより深掘りして書いていきたいと思います。

ABOUT ME
じーけん
現役銀行員として働く30代一児の父。 「お金の借り方」、「お金の増やし方」、「ライフハック」に関する情報をわかりやすく丁寧に解説します。